安置
安置とは?
自宅や葬儀社の霊安室でのご安置が一般的です。
「安置スペースの確保が難しい」「近所に知らせたくない」などの理由により、弊社にてお預かりする場合も多々ありますので、お気軽にご相談ください。
葬儀または火葬当日までご安置することになりますので、ご自宅の環境や葬儀までの日数を考慮して安置場所を決めてください。
安置の際、スタッフへ宗教・宗派をお伝えいただければ、お線香の支度などを整えさせていただきます。
防腐処置・遺体保全
防腐処置(防腐処理)とはドライアイス・遺体保冷庫による冷却処置が一般的ですが、火葬までの日数が長期間の場合や、夏季などの暑い季節による腐敗の不安がある場合にはエンバーミング処置を施す場合もあります。
エンバーミングとはご遺体を殺菌・消毒・洗浄し、体液を薬液(防腐剤)と入れ替え、腐敗を防ぎます。
交通事故などで亡くなられてしまい損傷をしている場合には、復元処置・化粧を施します。
火葬ではなく土葬が主流なアメリカなどの国では一般的な処置方法です。
基本的には冷却処置に比べ費用は高額になります。
日本では火葬が主流の為、ドライアイス・遺体保冷庫による冷却処置で十分な対応が可能です。しかしエンバーミングはドライアイスなどの冷却保全に比べ費用が高くなる場合がありますが、何らかの事情で長期間の安置が必要となる場合にはエンバーミングの方が費用を抑えられる事もあります。
外国人の方が日本で亡くなられた場合には、ご遺体を本国へ送還する際にエンバーミングを義務付けている国もありますので、ご不明な点は弊社へお問合せください。
枕経
枕経とは亡くなっていく人を仏弟子にして往生してもらうために、臨終を迎えつつある方の枕元で上げるお経のことを言いましたが、現在では亡くなったあとにお坊さん(僧侶)に読経してもらうことを意味するようになりました。
菩提寺(檀那寺)がある場合には、菩提寺へ逝去の旨をお伝えします。その際、お坊さんから枕経を行うと言われた場合には、安置場所にて枕飾りを用意し、お坊さんに読経していただきます。
ご遺族も同席しますが、喪服である必要はありません。祭壇の用意も必要ありません。